KEITA SAIKI

2020年7月19日1 分

きっと大丈夫

最終更新: 2021年6月16日

フリーランスになって2年目。

新型コロナウィルスの影響で、まさかこんな状況に突入するとは夢にも思わなかった。

ネガティブな情報が飛び交い、人の悪意を誇張するような報道やSNSの”ありかた”に目を覆いたくなるような毎日。
 
情報をいかに早く仕入れ、いち早く行動に移すかが重要な時代に、必要な情報と同時に悪意に満ちた情報まで吸い上げてしまう。
 

 
「たかがインターネット。気にしなければ良い。所詮他人のことでしょ。ネガティブ耐性を持った方が良い。そういう時代なのだから。心が狭いんじゃない?」
 
などといった意見もあるが、僕は違うと思う。
 

 
「気にしない強さ」とは?
 

 
はたしてそれは本当に強いのか?

思考の停止、鈍感力、麻痺、感性の退化ではないだろうか?

何にせよ、その強さは僕には必要の無い強さだ。
 

 
写真を撮る上で(大きく言うと僕が生きていく上で)どんな種類の感性だろうが退化することは許せない。
 

 
「気にしない強さ」なんて必要無い。だから僕は「気にする弱さ」を持ったまま、なるべくその悪意やネガティブに近づかない努力を始めた。これも一種の思考の停止なのかもしれないが、感性を退化させないために必要なことだと考えての結果だ。
 

 

弱くても良い。考えることを続けていきたい。