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執筆者の写真KEITA SAIKI

きっと大丈夫

更新日:2021年6月16日



フリーランスになって2年目。

新型コロナウィルスの影響で、まさかこんな状況に突入するとは夢にも思わなかった。

ネガティブな情報が飛び交い、人の悪意を誇張するような報道やSNSの”ありかた”に目を覆いたくなるような毎日。 情報をいかに早く仕入れ、いち早く行動に移すかが重要な時代に、必要な情報と同時に悪意に満ちた情報まで吸い上げてしまう。 「たかがインターネット。気にしなければ良い。所詮他人のことでしょ。ネガティブ耐性を持った方が良い。そういう時代なのだから。心が狭いんじゃない?」 などといった意見もあるが、僕は違うと思う。 「気にしない強さ」とは? はたしてそれは本当に強いのか?

思考の停止、鈍感力、麻痺、感性の退化ではないだろうか?


何にせよ、その強さは僕には必要の無い強さだ。 写真を撮る上で(大きく言うと僕が生きていく上で)どんな種類の感性だろうが退化することは許せない。 「気にしない強さ」なんて必要無い。だから僕は「気にする弱さ」を持ったまま、なるべくその悪意やネガティブに近づかない努力を始めた。これも一種の思考の停止なのかもしれないが、感性を退化させないために必要なことだと考えての結果だ。

弱くても良い。考えることを続けていきたい。


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